「火影ナルサク」タグの記事一覧

眠り10(火影ナルサク)

ナルサク小説

「やべー、遅くなった」 慌てて帰宅したオレは、カギをテーブルに放り投げると窓を全開にした。 予定よりもかなり時間をくってしまった。サクラちゃんが今来てもおかしくない。 「でも、そういう時のためのコレ、だよな」

眠り姫9(火影ナルサク)

ナルサク小説

瞼を持ち上げたら、白い天井が見えた。 オレの部屋じゃない。 ツンと鼻をくすぐる薬の匂い。 「ナルト……」 見下ろす顔。 「サクラちゃん」 答えたら、若草色の瞳が少しホッとしたように垂れた。

眠り姫7(火影ナルサク)

ナルサク小説

眠れないってわかるか? 「眠い」という感覚がわからなくなるんだ。 小難しい書物を読んでる時なんかに眠気が襲ってきてハッと気付いたら意識を失ってた。そんなことって、よくあるよな。 それは本人は眠ってないつもりでも、実際は眠ってたってことになる。 でも今回、オレの意識は全く途切れずに続いていた。 一瞬でも途切れればわかる。それがないということは、やはり眠ってないんだろう。

眠り姫5(火影ナルサク)

ナルサク小説

「私のこと好きになってください。側にいて欲しいんです!」 衆人環視のこの状況で、よくもまぁと思うくらい美月の勢いは止まらない。  全く気付いてないんだろうか? さすがにサクラちゃんは周りの状況に気付いているようで、真っ赤な顔になっている。

眠り姫4(火影ナルサク)

ナルサク小説

「サクラ先輩」 背中からかけられた声に足を留め、そちらを振り返る。白衣を羽織った女の子が向こうの方から走ってきた。病院関係者だ。 「先輩、今日はこれから病院ですか?お供していいですか?」 「いいわよ」

眠り姫2(火影ナルサク)

ナルサク小説

丑の初刻を過ぎる頃になると、賑やかな歓楽街周辺もまったりと緩やかな雰囲気を醸し出し、里全体が眠たげな柔らかい空気に包まれる。 オレはこの時間が好きで、だからよく執務室の高窓から里を眺めて時間を過ごす。そのままソファーで眠っちまうこともよくあって、朝出勤してくるサクラちゃんに叩き起こされてシャワーに向かうことも少なくなかった。

ナズナ9(火影ナルサク)

ナルサク小説

オレは展開を予想しながら話を進めていた。 イタズラの基本だ。相手をはめる為にはその反応を予測しておかないと、簡単に捕まってこっぴどく叱られちまう。 だから、サクラちゃんをはめて逃がさないように話を持っていくつもりだった。 そして、それは途中まで成功していた。 でも、サクラちゃんはあまりに早くあっさりとオレのことが好きだと認めた。それがオレを混乱させた。

ページの先頭へ